「MILESTONES―余白の図案」
Curator’s note ── デジタル・アーカイヴによる新しい意匠性 井高久美子(キュレーター)
西陣織・細尾が所蔵する織物図案のデジタル・アーカイヴ プロジェクト
細尾所蔵の約20,000点に及ぶ帯図案をデジタル・アーカイヴ化し、新たな西陣織のモティーフを開発する京都芸術大学との共同プロジェクトとして2014年に発足。2022年には展覧会「MILESTONES-余白の図案」を公開。堂園翔矢氏とのAIによる機械学習と新たな図案の生成、クリエイティヴ・ユニットSPREADによる図案の解釈と着彩を行い、インスタレーションやデジタルアートへ西陣織の文様を展開させている。