RESEARCH

古代染色研究

古代より朝廷に伝わる染めの口伝を通じた実践的色彩の研究

朝廷に伝わる染めの口伝を33代紅師として引き継ぎ、古代染色の色相再現及び史実の研究を続けられた前田雨城氏。その最後の弟子でもある、染色家の山本晃氏との出会いにより、2021年に京都・西陣に古代染色研究所を設立。1000年以上昔、日本において実践されていた「自然染色」「植物染」の研究を行う。また、技法の追求だけでなく、染色に込められた思想についてリサーチを行い、日本古代の美しい色を追求する。2022年には、京都・丹波に古代染色植物の農園を設置し、素材そのものの栽培から行っている。